フード&アグリ
食品廃棄物を有効資源に変える
ヤンマーホールディングス・広島大学と協働し、メタゲノム解析を活用して食品廃棄物など未利用有機物の再資源化プロセスを高度化、資源循環型食料生産システムの確立を目指します。
プロジェクトビジョン
プラチナバイオは、メタゲノム解析技術を用いて、資源循環型食料生産システムの構築に取り組みます。私たちの目標は、科学的根拠に基づいた微生物叢の解析と最適化を通じて、持続可能で効率的な未利用有機物の再資源化システムを確立することです。
メタゲノムシーケンスと独自のバイオインフォマティクス技術を組み合わせたアプローチにより、未利用有機物の再資源化プロセスの効率向上と環境への配慮を両立させます。この技術により、従来は困難だった複雑な菌叢の詳細な解析が可能となり、再資源化プロセスの効率と生成物の品質を向上させることができます。
本プロジェクトは、産学連携の新たなモデルとして、以下のパートナーとの協働により推進しています。
- ヤンマーホールディングス: 農業機械のリーディングカンパニー
- 広島大学: ゲノム研究を進める学術機関
取組背景:資源循環型食料生産が直面する課題
- 環境負荷の軽減と資源循環の必要性: 食品廃棄物の堆肥化による資源循環システムの構築を通じた廃棄物処理問題の解決と化学肥料使用の低減、環境負荷の軽減
- 再資源化プロセスの効率向上: 現行の未利用有機物の再資源化における処理能力の向上と生成物の品質改善の需要
- 科学的評価系の確立: 未利用有機物の再資源化プロセスの機能に対する客観的かつ科学的な評価系の不在
プラチナバイオのアプローチ
- メタゲノム解析技術の活用
- シーケンシングにより、複雑な微生物叢の構成を種レベルで解明
- 多様な微生物種の存在比率と機能を統合的に分析
- 処理条件による微生物叢の変化を効率的に検出し、最適化に活用
- 未利用有機物の再資源化条件の最適化と評価
- 発酵条件や資材配合など、複数の条件下での比較実験
- 処理対象や目的に適した条件を科学的に導出
- 再資源化技術とバイオインフォマティクスを融合し、目的に合った処理戦略を導出
- 多面的な評価指標の統合による客観的評価系の構築
プロジェクト成果と社会的インパクト
- 微生物叢の最適化による再資源化効率の向上
- 目的に合った処理条件の特定と微生物叢への影響を解明
- 有機廃棄物の効率的分解に適した微生物群の同定
- 未利用有機物の再資源化プロセスの処理能力の大幅向上
- 科学的評価系の確立と高性能製品の開発
- 複数指標を統合した客観的評価系の構築
- 用途別に最適化された微生物資材の設計を可能に
- 多様な未利用有機物に対応可能な高性能再資源化システムの開発
- 持続可能な農業と環境保全への貢献
- 環境負荷の大幅な軽減と持続可能な資源循環の促進
- 高品質有機肥料の安定供給システムの確立
- 土壌環境改善による作物品質と収量の向上
- 循環型社会の構築に向けた重要な役割
これらの成果と社会的インパクトにより、私たちの技術は、資源循環型食料生産システムと循環型社会の構築に役立ちます。これらの取り組みを通じて、未利用有機物の再資源化技術の改良と普及を図り、持続可能な農業と環境保全に貢献してまいります。
関連情報
- パートナー: ヤンマーホールディングス / 広島大学 / プラチナバイオ
- 分野: フード&アグリ、資源循環型農業