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インターン生を迎えました!:2025-06-04

  • 執筆者の写真: PtBio Inc.
    PtBio Inc.
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

プラチナバイオでは2025年5月、インターンシップを行いました。今回は、アソシエイトとして当社に参画している新谷光雄さんから、卓越大学院プログラムによるインターンの希望を受け、10日間の日程で実施。当社の業務をより深く知る機会としていただきました。


Q. インターンを希望されたきっかけを教えてください。

大学院では「植物のストレス応答に関わる遺伝子発現の解析」をテーマに、植物とストレスの関係を研究しています。プラチナバイオが進めている「サウジアラビア王国/持続可能な緑化開発調査事業」は、まさに研究テーマである塩や水不足のストレスに関するものだったため、もっと関わりたいと思い、インターンを希望しました。


初日にはWelcome partyをハイブリッド開催
初日にはWelcome partyをハイブリッド開催

Q. インターン期間中、どんな業務に取り組みましたか?

将来的に、データに基づいた芝生の品種改良を行うためには、植物が高い塩ストレスに直面したときにどのような遺伝子が働いているかを特定する必要があります。その一環として、公共データベース上にある塩ストレス研究の実験データを用いて解析を行い、芝生が塩ストレスに直面した際に機能する可能性がある遺伝子をリストアップしました。

また、代表取締役の奥原さんやメンターと一緒に1泊の県外出張にも行きました。


Q. インターンで印象深かったことはありますか?

出張では、植物と乾燥ストレスの研究をしている機関や、芝生を生産している企業を訪問しました。特に企業での会議では、実社会で研究成果をどう生かしていくか、遠い未来の話が飛び交っていて、実験やデータに基づく研究や学会とはまったく違う雰囲気でした。目指す未来を実現するためには、大学等の研究職以外の企業とも協力していかなければならないことを実感しました。

出張での一幕。裸足で芝生を歩き、大地とのつながりも実感
出張での一幕。裸足で芝生を歩き、大地とのつながりも実感

出張した日の夜に、出張先の皆さんとの会食がありましたが、初対面の方たちと食事を囲むのも初めてであまりうまく話せませんでした。社会人として、目上の方や初めての方とのコミュニケーション力をもっと磨いていきたいです。


Q. 自分に点数をつけるとしたら?

全体は75点、会食は10点ですね(笑)。自分としては60点くらいですが、メンターや事業推進部の皆さんにお褒めの言葉をいただいたので加点しました。

出張を含めて濃密な2週間でした。もうあと2週間くらいほしかったです。


メンターからメッセージ

データ解析では、公共データに関するご自身独自の手法を使ってもらいました。出張先では、企業の方や研究機関の専門家とのディスカッションにも臆することなく、データサイエンティストとしての知見を遺憾なく発揮して議論されていました。これまでの研究によって得られた自信を感じました。

インターン中に出張に同行することも珍しいことだと思います。今回の経験を、今後の研究はもちろん、アソシエイトとしての取組みにも活かしていってください。

 
 
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