鶏卵中のオボムコイドの標的除去によるタンパク質発現制御に関する論文が掲載されました:2026-02-27
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当社科学技術顧問である堀内浩幸(広島大学大学院統合生命科学研究科教授)と研究開発部主任研究員である江﨑僚(同研究科特任准教授)による論文「Protein expression control by targeted elimination of ovomucoid in chicken eggs」が Protein Expression and Purification誌に掲載されました。
論文は240号(2026年5月発行)に掲載予定で、下記URLからは先行してご覧いただけます。
鶏卵アレルギーの主要原因物質である「オボムコイド」は、熱や消化酵素に極めて強く、従来の食品加工による低減には限界がありました。本論文では、加工に頼るのではなく、ゲノム編集技術を用いて生合成段階でこのタンパク質を正確に除去する戦略の妥当性を論じています。
本研究では、最新のヌクレアーゼを用いたノックアウト手法により、卵白の機能性や抗菌活性を維持したまま、オボムコイドのみを除去した実験的証拠について論じます。先行するゲノム編集食品の事例を参照しつつ、安全性評価や実用化の重要性についても考察しています。本成果は、特定のタンパク質を制御することで食品の機能改変が可能であることを示す、動物性タンパク質発現制御の代表例として注目されています。


