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ゲノム編集における変異導入効率推定システム「PtWAVE」の技術に関する特許権を取得しました:2026-09-14

執筆者の写真: PtBio Inc.
PtBio Inc.
1 日前
読了時間: 2分

プラチナバイオはこのたび「ゲノム編集ツールによる変異の導入効率の推定方法」に関する特許権を取得しました。


本特許は、当社が初めて単独で出願し取得(特許査定)した特許権となります。本特許技術を搭載した当社の変異導入効率推定システムが「PtWAVE」です。


■ 技術の背景と特徴

ゲノム編集技術を活用した品種改良や有用生物の開発において、設計したゲノム編集ツールが「目的のゲノム位置にどの程度の効率・割合で変異を導入できるか」を計測することは、開発期間の短縮や成功率向上において極めて重要です。

本特許技術は、ゲノム編集ツールによる変異の導入効率を計算・推定する独自手法に関する発明です。


Tracking of Indels by Decomposition(TIDE)解析として知られている従来の推定方法では、40塩基対を超える大きな欠失が生じた場合に精度が低下するという課題がありました。本技術は、標的領域の配列情報から40塩基対を超える大きな欠失を含めた複数の仮想配列を生成し、それらを組み合わせた回帰モデルの構築と評価を繰り返すことで、より確からしい変異アレルを推定することを特徴としています。評価指標として決定係数(精度)とBIC値(完成度)を併用することで、複雑な変異パターンに対しても信頼性の高い推定を可能にしています。この手法により、大きな欠失の見逃しを防ぎ、ゲノム編集の最適な条件検討をより効率的に行えるようになります。



今後、以下のようなシーンでの活用を期待しています。

  • 最適なゲノム編集条件を迅速に絞り込む ゲノム編集をどのような条件(ツールの種類や培養環境など)で行うのがベストか、検討にかかる時間を劇的に削減できます。

  • 目的の細胞をより確実に獲得 大きな欠失も含めた変異アレルパターンの頻度を推定することで、目的とする遺伝子変異の取得のしやすさを定量的に見積もることができます。


プラチナバイオはPtWAVEを通じて、ゲノム編集技術の可能性を一歩先へと進めます。これからも、最先端のバイオインフォマティクス技術で持続可能な未来への貢献を目指してまいります。


■特許の概要

  • 特許番号:特許第7923550号   

  • 発明の名称:ゲノム編集ツールによる変異の導入効率の推定方法

  • 登録日:令和8年9月10日

  • 特許明細書はこちら

 
 
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