top of page

2022-07-28:植物の低酸素ストレス応答のメカニズム解明につながる新たな候補遺伝子を発見

更新日:2022年11月18日

科学技術顧問の坊農秀雅(広島大学大学院統合生命科学研究科・特任教授)らは、公共データベース(公共DB)上の遺伝子発現解析実験データを統合的に再解析するメタ解析の手法を用いることによって、植物の低酸素ストレス応答に関与する新規候補遺伝子を発見しました。


近年気候変動により大規模洪水が頻発するようになり、長時間冠水状態に置かれた植物は低酸素ストレスにさらされることが知られており、農作物の収量減少の一因となっています。

低酸素ストレスに関与する遺伝子はすでに多数報告されていますが、既存の知識によらない「データ駆動型」の研究を行うことで、新たな補遺伝子を発見しました。


メタ解析の手法は、生物機能の未知のメカニズムの解明につながる有力なアプローチになり、バイオ産業へのインパクトが期待されます。

詳細は、報道発表資料・各機関のプレスリリースをご参照ください。



<参考URL>

○報道発表資料

○広島大学・プレスリリース

閲覧数:132回

最新記事

すべて表示

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)において、本格型の拠点を対象に募集された「スタートアップ創出/成長の促進支援」に、広島大学が代表機関となる「Bio-Digital Transformation(バイオDX)産学共創拠点」が採択されました! これにより、バイオDX産学共創拠点の技術シーズ等を基にした、大学発スタートアップ創出/成長に向けた体制

bottom of page