国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター(生研支援センター/BRAIN)の「スタートアップ総合支援プログラム(SBIR支援)」において、 令和5年度公募の研究開発テーマ3(農林水産業・食品産業の可能性の拡大と成長の推進)に、主任研究員 清川一矢を研究代表者として提案した研究課題が、採択されました。
<課題名>
植物への国産ゲノム編集ツールのタンパク直接導入
<概要>
従来、植物へゲノム編集ツールを導入する場合は、アグロバクテリア等を介した遺伝子組換え操作が必要で、植物のゲノム中に組み込まれたゲノム編集ツール遺伝子を除去するためには戻し交配が必要である。本研究では、独自のゲノム編集ツールをタンパク質として導入し、非組換え過程での植物のゲノム編集技術の確立を目指す。
<清川主任研究員のコメント>
高効率なタンパク質導入法を開発して、迅速に産業応用可能なゲノム編集によるデジタル育種の確立を目指します。
<参考リンク>