広島大学発ベンチャーのプラチナバイオ 2025年の海外展開 ~マレーシアを拠点にアジア展開を加速、 巨大市場・研究機関との提携で食糧問題解決に挑む~:2026-01-29
- PtBio Inc.

- 2 日前
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プラチナバイオ株式会社(所在地:広島県東広島市、代表取締役CEO:奥原 啓輔、以下「当社」)は、2025年度における海外事業展開の成果をお知らせいたします。昨年、当社はマレーシア法人の設立をはじめ、インドの主要研究機関や企業とのMOU(基本合意書)締結、サウジアラビアでの乾燥耐性植物の開発調査プロジェクトなど、アジア地域を中心としたグローバル展開を大幅に加速させました。日本発のゲノム編集技術とデジタル技術の融合により、世界における課題解決に貢献してまいります。

東南アジア
グローバル展開のハブ「PtBio ASIA」を設立
当社は2024年1月、バイオテクノロジーを使って東南アジアにおける環境・エネルギー分野の社会課題解決を目指して、マレーシアのイノベーション都市・サイバージャヤ市にあるCenter of Garage Malaysia (CoGMY)に、東南アジアの活動拠点を設置しました。
2025年2月には、サンウェイ大学とMOUを締結し、メタゲノム解析を用いて水質浄化や温室効果ガス削減に寄与する有用微生物を探索する共同研究を開始しました。湖を対象に環境DNAを解析し、グリーントランスフォーメーション(GX)に資する微生物資源の特定と実用化を目指します。さらに同年3月には、クアラルンプールに現地法人「PtBio ASIA SDN. BHD.」(以下「PtBio ASIA」)を設立しました。生物資源の宝庫である東南アジアにおいて、現地の企業等との共創を深化させ、研究開発から事業化までを一気通貫で行う「グローバル・バイオハブ」として機能させます。
また、インドネシアにおいては同年8月、代表的な多角的グループであるSinar Mas Group(シナルマス・グループ)とMOUを締結しました。

インド
巨大市場を支える食糧・研究基盤への参入
世界最大の人口を抱えるインドにおいて、上流(研究)から下流(市場)までをカバーする強固なネットワークを構築しました。
2025年6月には、国際遺伝子工学バイオテクノロジーセンター(ICGEB)とMOUを締結しました。世界最高水準の研究基盤を活用し、微細藻類の付加価値化合物の生成に焦点をあてた共同研究を推進します。
また、同年10月には、ハイデラバードに拠点を置く養鶏会社SRINIVASA FARMS PVT. LTDとMOUを締結しました。本締結は、SBIRフェーズ3基金事業(中小企業イノベーション創出推進事業)で実施している、アレルギー低減卵の海外における事業化に関する取り組みで、特にインドでの事業展開の一歩です。同社との連携を通じて、インドにおけるアレルギー低減卵の生産、その販売を促進していきます。

中東地域
持続可能な緑化開発調査
サウジアラビアの各種都市開発において「緑化」が重要なテーマとされています。ゲノム解析・編集技術を用いて選抜・育種された高温・乾燥に強い芝生を導入することで、庭園、公園、スポーツ施設を中心とした都市緑化に資する芝生インフラの事業化に向けた実現可能性調査を行いました。
この取組みをきっかけに、2026年1月にはアブダビにおいて開催された World Future Energy Summit に出展しました。出展数が限られる中、日本のパビリオンで著名な企業と並び、ピッチ登壇する機会につながりました。

当社は、2025年に築いたこれら海外の基盤を活かし、さらなる社会実装を進めます。独自のゲノム編集・バイオDX技術を通じて、持続可能なバイオエコノミーの実現をグローバル規模で牽引していきます。

