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女性が活躍できる企業

 Senior Researcher

中川 佳子

2020年11月入社

研究開発部所属、主任研究員として勤務。ゲノム編集技術とマウス生殖工学技術を活用し、受精卵のゲノム編集、培養胚の解析、ゲノム編集個体の作製などについて技術・研究開発や作業効率化に取り組む。マウス以外の生物のゲノム編集案件に参加することもある。

研究がしたい…その思いを大切に

熊本大学理学部生物科学科から熊本大学大学院理学研究科に進み、修士号(理学)を取得後、医療法人社団高邦会高木病院にて生殖医療分野に就くも、倫理的な問題から研究が存分にできない葛藤があり、転職をしました。 国立水俣病総合研究センターにて、4年ほどニワトリの始原生殖細胞や有精卵の発生を利用した胎児性水俣病に関する研究に従事していました。当時の上司が筑波の独立行政法人国立環境研究所へ移動することになり、自分も移動しました。その後、出産を経て、九動株式会社、熊本大学生命資源研究・支援センターの技術職員として働きながら、 2014年に、熊本大学で博士号を取得し、熊本大学生命資源研究・支援センターにて研究員としてキャリアを積んできました。

ゲノム編集をマウスでも

大学時代指導教官だった、山本教授には卒業後もお世話になっており、ゲノム編集をマウスでもやりたいという希望から、共同研究をさせて頂いていました。PtBioへの就職も山本先生からのご縁でした。

​​研究の様子 熊本大学研究室にて

安定した就業環境の中で研究に打ち込む

性格的になんでも楽しんでできるタイプなので、苦労という苦労を感じたことはないですが、強いてあげれば、研究員ゆえの雇用の問題でしょうか。研究員時代は、自分の雇用維持のためには研究費をとらなければとか、結果を残していかないといけないというプレッシャーがあり、精神的に不安に感じることもありました。今は、PtBioの社員になったことで、安心して研究に打ち込むことができています。

PtBioでは、大学の研究が社会に役立っていることを実感できる企業です。このような会社の成長に携われることがやりがいの一つです。
また実験自体も、仮説を立てて実証していくこと、実験法を考えたり工夫したりすることにやりがいを感じています。

​私の1日

8:30 業務開始

メールや書類対応、優先順位の高いものから開始(何もなければ実験開始)​*メール等の確認は前日の夜や出勤前に済ませ、その日やるべきこと・実験について予め考えておきます。

9:00 実験

培養胚の観察や解析準備

10:00 ​ミーティング

オンラインでオンラインや、対面のハイブリッド形式で行います。

11:00 実験

培養胚のサンプリング、解析

12:00 休憩

​昼食を取りながら情報収集 お弁当持参か注文配達を利用しています。

13:00 実験

実験ノート記載やデータ整理を解析と平行して実施

14:00 実験

胚発生率や解析結果により、追加実験が必要な場合は受精卵を融解

16:00 実験

受精卵へのゲノム編集試薬導入、培養開始

17:00 事務作業

​データまとめ、メール対応など その日のうちにできることは終わらせるようにしています。

18:00 業務終了

定時退社を目標としています!

PtBioの勤務日

裁量労働制ならではの働きやすさが魅力

熊本大学とのクロスアポイントメント制度を利用しているので、拠点は現在も熊本です。業務を行う上で、不便を感じたことはありません。社内の連絡も、基本的にはチャットでのやり取り、必要があればビデオ通話を繋いで話すという形で、非常にスムーズに行っています。
裁量労働制なので、非常に仕事がしやすい環境です。実験があるので、研究室にいることが主ですが、自宅や他の場所で仕事をすることもあります。時間や場所に縛られずに働けています。
また報酬の面でも、大学研究員としての基準よりは優遇されていると感じています。
また、これからの働き方に見合った制度を整えていく体制がPtBioにはあります。
例えば、産休・育休など、ライフステージに合わせた働き方ができるのも魅力です。
これまで男性主体だった研究業界では女性が働き続けるのは大変だと感じる方も多かったと思いますが、現在は考え方や制度が変わり、随分働きやすくなったと思います。

人や社会に役立つ研究を

研究の成果が、人や社会に役立つようになることです。
社会実装や、産業利用ができるような研究をしていきたいと考えています。

入社を検討している方へ

PtBioの研究技術は、多岐にわたる分野に応用できると思っています。
将来多くの分野で利用されるであろう研究開発に携わることができます。
また、スタートアップならではの、風通しのよい社風の会社です。フラットな人間関係も魅力の一つです。
是非、一緒に会社を成長させていきましょう!

​私の1日

8:30 実験

体外受精の準備

9:00 実験

採精・採卵

10:00 実験

媒精

11:00 実験

個体作製を行う場合は、前日処理した受精卵の胚移植

12:00 休憩

​昼食を取りながら情報収集 

13:00 実験

卵子の洗浄

14:00 職務対応

​メール・書類作成など

15:00 業務

セミナー参加や文献調査など

​クロスアポイントメントによる大学勤務日

16:00 実験

​前核観察 受精卵の凍結保存

18:00 業務終了

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