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​BioDX

What's BioDX

バイオDX(Bio Digital Transformation)とは、膨大な遺伝子配列情報に基づきバイオインフォマティクスやゲノム編集を利用し、様々な産業において有用な生物資源を効率的にデザインすることを目的とした取組です。
これまでは、ヒトやマウスをはじめモデル生物を対象とした研究が多く進められてきました。一方、それ以外の動物、植物、微生物、昆虫といった生物の中には、ゲノム情報が明らかにされていない非モデル生物が多数存在し、その有効活用が様々な産業において注目を集めています。
プラチナバイオは、バイオDXの取組を通じ、フードやアグリ、バイオものづくりといった産業において非モデル生物の品種改良を高速化することで、各産業の社会課題の解決し得るものづくりの実現を目指しています。

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非モデル生物の新規機能の探索
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ゲノム編集による
機能向上のための
標的遺伝子の特定
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ゲノム解析の
効率化

非モデル生物を対象とした高精度なゲノム解読・標的遺伝子の特定

配列情報を得るためには、対象生物に応じたサンプルの抽出方法やシーケンスデータの解析に関する高度な経験、更に目的に応じた実験条件の検討が本来必要です。
しかし現状では、旧テクノロジーでの解析や不十分なデータ品質でそのまま研究が進んでいる場合もあり、より良い高精度なゲノム配列情報を得られる可能性や機会を見逃していることがあります。そのため、目的の機能に関わる遺伝子の特定が十分にできておらず、品種改良や生物資源の有効活用が進んでいません。


プラチナバイオでは、サンプリングやバイオインフォマティクスの豊富な経験を活かし、研究成果に有用なゲノム配列データを丁寧に取得しています。これにより、従来方法では見つけられなかった新規遺伝子の発見や、品種改良において基盤となる高精度なゲノム配列の同定を実現します。

サンプル抽出

シーケンス

ゲノム解析

新機能発見・標的遺伝子特定

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Genome Editing Cloud(GEC)

ゲノム解析では、顧客独自の生物種のゲノム情報を公開データベースへアップロードする際にそのゲノム情報が外部に流出するリスクや、ハードディスク(HD)や自前の解析サーバーが必要でデータ管理・処理の利便性が乏しいこと、プログラミング言語の取得が必要で解析ハードルが高い、、、といった課題がありました。

プラチナバイオでは、セキュアなクラウド環境下で膨大なゲノム情報を簡便に管理・解析でき、ゲノム解析プロセスを効率化するプラットフォーム「Genome Editing Cloud(GEC)」を事業パートナーと開発し、ゲノム産業のインフラを構築する取組を行っています。 

​提供サービス

ゲノム解析

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De Novoゲノムシーケンス
ゲノム情報が明らかにされていない非モデル生物のゲノムをより高精度に読み、ゲノム解析のベースとなるリファレンスゲノムの構築に繋げる

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遺伝子機能アノテーション
生物が持つゲノム情報や代謝経路を踏まえて目的の機能とそれに関わる遺伝子を紐付け​る

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非モデル生物のRNA-seq解析
特定条件下で発現遺伝子を解析し、リファレンスゲノムの遺伝子予測の精度向上や標的遺伝子の特定に繋げる
 

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メタゲノム解析
土壌等の環境中に存在する細菌叢の組成や、菌叢中の微生物が持つ遺伝子・機能を分析​する

Genome Editing Cloud:GEC

ゲノムデータ解析基盤
顧客が独自の保有する生物種の遺伝子解析をセキュアなクラウド環境下で行える環境を提供

ゲノム編集ツール設計支援
哺乳類及びバクテリアに対して有効性が実証された編集活性予測AI、及び全ゲノムデータに基づき、高効率かつ安全なゲノム編集(CRISPR-Cas9)ターゲットを検索(gRNAの設計)

ゲノム編集変異解析
ゲノム編集により目的の変異が得られたかを可視化すると共に、次の実験の設計を支援
 

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